肘の痛み回復方法 上腕骨内上顆炎 治療
過去の話ですが、家族が激しくスポーツ、筋トレをやりすぎて上腕骨内上顆炎 (野球肘、テニス肘、ゴルフ肘)になってしまいました。
この症状は注意
まず、鑑別診断 上腕骨内上顆炎 は肘の内側(手の平を前に向けてまっすぐ立って、手の小指側(体側)になる方)が痛くなります。
次に痛い肘の方の手のひらを上に向け机などの上に置く、そのまま上を向いた手のひらをもう片方の手で机の方に押さえ、それに抵抗するように、手首を上に持ち上げようとすると肘に痛みが出ます。
そうなると、上腕骨内上顆炎が疑われます。(一応病院でしっかりMRI検査をしてもらいましょう。)
これは、筋肉、靭帯が肘の骨に繋がっているところが使いすぎにより炎症していますので、強い痛みがなくなるまで安静にし(湿布を張ってもよい)、強い痛みがなくなったら、徐々にリハビリを行います。
治療方法
リハビリは、前腕部のストレッチと筋トレ(やりすぎ注意)。
ストレッチは、手の平を上にして、腕ををまっすぐ前に伸ばし、そのままもう片方の手で指先を下に(手のひらが前を向くように)ゆっくり、筋肉が張っていると感じるまで引っ張り、そのまま20~30秒ほど保持する。
これを何セットか繰り返します。
あとは、痛い方の腕を前にまっすぐ伸ばし、もう片方の手で痛い方の手を、内側や外側に捻る。
筋トレは、ゴムチューブなどを使って、痛くないくらいの負荷で、手の平を上にして手首だけで上にゴムを引っ張り揚げる、手首を捻る運動をします。
これを何セットか行う。
調子がよくなってきたら、弱い負荷から、肘を曲げてゴムを引っ張る運動もやっていきます。
運動前後はしっかりストレッチをしましょう。
効果はわからないが、こんなものも
それと、効くか効かないか微妙だが、こんな物も試していました。
関節の軟骨成分に効く?コンドロイチン、グルコサミン
これって、経口摂取しても直接関節に届くとは思えませんが・・・普通にたんぱく質、ビタミン等が含まれた食物をバランスよく食べれば、体内でこれらが作られて、血液に乗り、関節に届くのですが、まあ気休め程度に飲んでいるようでした。
これは下呂膏という昔ながらの湿布のようなもの。
張ると皮膚に真っ黒でベタベタしたもの(生薬?)が付いて厄介ですが、昔、指の靭帯を怪我したとき、知人に「よく効く」ともらったことがあり、張ったら治ったので(これが効いたかは不明ですが)ちょっと、信じている。
痛みも大分、回復したので、試す価値はあるかもしれません。