LEATHERMAN SKELE TOOL
マルチツールは、ビクトリノックス、ウェンガー、このレザーマン等色々あるが、それぞれ良いところも悪いところもある。
マルチツールを選ぶときの注意点
また、それぞれのメーカー内でも、ツールの組み合わせで非常に沢山のバリエーションがあるため、自分が使用する頻度が多いツールの組み合わせを選んだ方が良いです。
なんでもつていた方が便利と思い欲張ると、価格も高くなり、重くなり、かさばり、使いにくくなり、コンパクトマルチツールの意味がなくなってしまうので注意した方が良いでしょう。
おすすめのマルチツール
そこで、とっておきのマルチツールがこのレザーマン スケルツール
レザーマンはアメリカのメーカーで1970年代に創業された。
プライヤーとナイフがついたツールとして有名で、世界中の冒険者、軍、警察等で使用されています。
レザーマンも様々なバリエーションがあるが、家族のお気に入りは今回紹介するスケルツールのようです。
使用頻度の高い必要最小限のツールに絞り、小型軽量化されたシンプルなツールというところが良いとのこと。
サイズ・重量
実際、程よい大きさ(収納時全長10cm)で、写真のとおりデザインもまさに機能美でカッコいいですね。
ガタつき等はなくステンレスボディのしっかりした作りで強度も必要なので、少し重さは感じるが、それでもレザーマンの中では142gと十分軽量です。
機能
機能は、カラビナ の様に物に引っ掛けることができるフックがついており、ここは栓抜きにも使用できます。
このフックが非常に便利で、携行するときも使用中も何かにぶら下げたり、紐を繋いだりして落下防止や紛失防止に役立ちます。
本体にペンクリップの様なホルダーもついているため、ベルトやポケット等に挟むこともできます。
本体を広げると、しっかりとしたプライヤーが出てくる。
大変精度も良いため先端で細かいものも挟むことができ、中間はボルト、ナット等もう少し太いものをガッチリ挟むことができます。
根元にはワイヤーカッターがついていますので、細いケーブルや針金を切断することが可能です。
プライヤーがついているマルチツールは少ないので、レザーマンの大きな特徴となっており、これは、キャンプ等で熱い食器を掴んだり、魚釣りでフックを外したり、機械修理等何かと便利です。
次にナイフ、刃渡り6.6cm、420HCステンレスの波刃、直刃のコンボナイフがついています。
ナイフも紙をスーっと切ることができる程切れ味がよく、厚さも2.5mm程あるため結構ハードに使用することも可能。
波刃は素人が研ぎにくいので注意が必要ですが、濡れたロープ等を切るときに便利です。
ナイフもしっかりと固定され、がた付きは一切ありません。
収納するときは根元のロックを押さえて簡単に収納できます。
もう1つの機能がドライバー、写真のとおり本体にしっかりと装着されており、根元のロックを押さえて抜き取ると反対側もサイズが違うドライバーとなっています。
本体フレームにマイナスドライバービットも仕込まれています。
これはフレームの隙間にしっかりと挟まっているため落ちることはないと思いますが、古くなってきて削れてくると、もしかすると固定が緩くなることもあるかもしれません(ステンレスボディのためよっぽど削れてしまうこともないと思いますが)。
この様にドライバーはプラス・マイナスそれぞれ2サイズ揃っています。
機能としてはこれだけですが、これだけあればかなり便利で、シンプルなゆえに軽量で故障も少なくコンパクトツールとして大変使いやすい。
カラーもいろいろあるため好みのカラーを選ぶことができます。
今回紹介したカラーは、フレームがコヨーテ タン、ツールがブラックのミリタリーカラーとなっています。
レザーマンスケルツールは、お気に入りのマルチツールで、ほぼこれで事足りますが、もう1つ、ちょっと道具が欲しいときのために、長年常に携帯している更に軽量なマルチツールも持っているのでまた次回紹介したいと思います。