- シュアファイア EDCL2-T
- シュアファイア EDCL2-T のスペック
- EDCL1-T と EDCL2-T どちらにするか
- EDCL2-T を細かく見ていこう
- 使い方(スイッチの操作方法)
- 重量(実測値)
- 使い捨てバッテリーと充電式バッテリーの明るさ比較
- 屋外で明るさ比較
- 【まとめ】
シュアファイア EDCL2-T
以前から気になっていた、SUREFIRE EDCL-2 (シュアファイア )を購入しました。
シュアファイアは、アメリカの軍や警察等で使用されている、高性能フラッシュライトで、メーカーの説明は、最初に購入した、「シュアファイア サイドキック」の記事で説明したとおりです。
シュアファイア EDCL2-T のスペック
EDCL-2 のスペックは、ハイモード1200ルーメン(1時間)、ローモード5ルーメン(60時間)、距離210メートル、バッテリー123Aリチウム電池2本、重量 実測129g(バッテリー込み)、I PX7防水、全内部反射レンズ(TIR)レンズ
サイズは、長さ14.8cm、ベゼル直径2.85cm となっています。価格 税込36520円
EDCL1-T と EDCL2-T どちらにするか
もう少し、サイズが小さい(長さが短く軽量)EDCL1-T と迷ったが、価格差が性能差に比べ少なく、サイズもバッテリー1個分長くなるだけなので、より明るく、ランタイムが長いEDCL2-T を購入しました。
ちなみにEDCL1-T のスペックは、ハイモード500ルーメン(1時間)、ローモード5ルーメン(45時間)、距離175メートル、バッテリー123Aリチウム電池1本、重量 110.6g(バッテリー込み)、I PX7防水、全内部反射レンズ(TIR)レンズ
サイズは、長さ11.4cm、ベゼル直径2.85cm となっています。価格 税込31350円
価格が安い、中国製のフラッシュライトは、表示スペックより明るさも暗く、ランタイムも短いものがよくありますが、シュアファイアは概ねスペック通りかそれ以上の性能を出している感じです。
EDCL2-T を細かく見ていこう
シュアファイアのステッカーが付属していました。
2022年11月からの商品には、しっかりとした丈夫なランヤードが付属しています。
落下防止で必ず欲しい装備なので、これはありがたいですね。
ミリタリー系のタクティカルライトは、先端にトゲトゲのストライクベゼルがついているものが多いですが、EDCL2-T は、写真のとおり波打っている程度で鋭い突起はないため、カバンや衣類にひっかけたり、警察に武器と判断され取り締まられる可能性は低くなっています。
しかし、状況によっては取り締まりの対象になる可能性もあるため、むやみに持ち歩くのは注意したほうが良いでしょう。
素材はアルミニウムにミルスペックハードアルマイト仕上げとなっており、安っぽい感じはなく、プロ用高性能フラッシュライトらしく、精密にできている感はあります。
グリップやテールスイッチに滑り止め加工がしてあり、滑ることなくしっかり握ることが可能
使い方(スイッチの操作方法)
テールキャップは2段階タクティカルテールキャップになっており、ライトが消えている状態で、プッシュスイッチを軽く押すとローモードで点灯、強く押し込むとハイモードで点灯する。(プッシュスイッチを押している間のみ点灯)
テールキャップを締め込んでいくと、ローモードで点灯状態が継続し、その状態でプッシュボタンを押している間のみハイモードにできます。
さらにテールキャップを締め込んでいくと、ハイモードで点灯状態が続く。
ハイモードを常時点灯で使用すると、バッテリーの消耗が激しく、ライトも熱をもつため、必要な時のみハイモードを使用するような使い方が良いでしょう。
ライトの前からでも後ろからでも固定することができるクリップが付属しています。
重量(実測値)
重量は、バッテリ123Aリチウム2本込みで、実測129g でした。
別に持っている、「シュアファイアサイドキック(38g)」、「ミニ マグライト 2CELL AAA LED(50g)」 に比べると大きくて重いですが、性能からすれば、そんなに気になる大きさと重さではありません。
先端のLEDライト側を取り外し、バッテリーの出し入れをします。
写真の赤いバッテリーが最初から付属していた「123Aリチウム電池」で、白いバッテリーが、追加購入した「123Aリチウム充電式バッテリー」です。
シュアファイア純正充電器と充電式バッテリーの記事はこちら↓
「123Aリチウム電池」は3ボルト、「123Aリチウム充電式バッテリー」は3.2ボルトとなっています。
使い捨てバッテリーと充電式バッテリーの明るさ比較
部屋の中で、使い捨てバッテリーと充電式バッテリーで明るさの比較をしてみた。
↑ 使い捨て123Aバッテリー(ローモード5ルーメン)EDCL2
↑ 充電式123Aバッテリー(ローモード5ルーメン)EDCL2
↑ 使い捨て123Aバッテリー(ハイモード1200ルーメン)EDCL2
↑ 充電式123Aバッテリー(ハイモード1200ルーメン)EDCL2
使い捨て123Aバッテリーと充電式123Aバッテリーを比べた結果、充電式の方が明るいことがわかった。(電圧が3ボルトと3.2ボルトで充電式の方が高い)
ランタイムはまだしっかりと実験していないのでなんとも言えないが、充電式の方が短くなるような記事は見たことがあります。
屋外で明るさ比較
↑ ライトを照らさない状態の道路
↑ 充電式123Aバッテリー(ローモード5ルーメン)EDCL2
5ルーメンでも周辺光もあり、十分足元を照らして歩行することが可能。
↑ 充電式123Aバッテリー(ハイモード1200ルーメン)EDCL2
TIRというスポットが強く、遠距離照射型のレンズのため、近場を照らすと光が集中して写真ではあまり明るさが伝わりませんが、流石に1200ルーメンもあれば強力な光でかなり明るいです。
景色が映ってしまうため、どうしても遠距離を照射した写真が載せにくいですが、遠距離照射すると、スポットビームがかなり遠くまで照らし、周辺光も十分あるため、遠距離まで景色全体を明るく照らし、かなり明るい印象を受けます。
このサイズからは想像できない明るさですね。これなら山の中等でも安心して使用できると思います。
↑ ライトを照らさない状態の河原
↑ 充電式123Aバッテリー(ローモード5ルーメン)EDCL2
このように5ルーメンでも、十分懐中電灯として使用できます。
↑ 充電式123Aバッテリー(ハイモード1200ルーメン)EDCL2
スポットが強く、遠距離照射型のTIRレンズですが、周辺光も結構あるため、強力なスポット光の周りも広く照らすことができ、視界の狭さはあまり感じず、使いやすい強力なフラッシュライトです。
この写真も近くを照らしているため視界が狭いが、遠距離になるほど広範囲を照らし、かなり明るい印象となります。
【まとめ】
EDCL2-Tは、一般的に昔から有名なミニマグライト2AA(単三電池2本使用)と同等のサイズにも関わらず、強力な1200ルーメンと、十分実用できる5ルーメンの切り替えがついた、クオリティの高いフラッシュライトです。
シュアファイアサイドキックは「MBV」という近場を広範囲で照らすレンズなので、近くはかなり明るいのですが、街灯がない真っ暗な道路や、山の中で使用すると、近場しか見えないため、結構恐怖感があります。
しかし、EDCL2 は、周辺光もある遠距離照射型の「TIRレンズ」なので、真っ暗な山の中ではかなり安心感がありました。
心配していた長さと重さも、実物を触ってみると、思ったほど大きくなく、ポケットに入れて普通に使用することができ、重さもそんなに気になるレベルではありません。
正規店で購入すれば、生涯補償もついており、価格は高いですが、作りも良く性能もかなり高いため、最高のフラッシュライトだと思います。
EDCL2・ミニマグライトAAA・サイドキック の明るさ比較をした記事は、最後にリンクあり。