持っている懐中電灯（フラッシュライト）の明るさ比較をしてみた
比べるのは、「シュアファイア EDCL2-T」 ・「シュアファイア サイドキック」・「ミニ マグライト 2AAA」
各ライトのスペック
「シュアファイア EDCL-2」 のスペックは、ハイモード1200ルーメン（1時間）、ローモード５ルーメン（60時間）、距離210メートル、バッテリー123Aリチウム電池2本、重量 実測129g（バッテリー込み）、I PX7防水、全内部反射レンズ(TIR)レンズ
サイズは、長さ14.８cm、ベゼル直径2.85cm となっています。価格 税込36520円
「シュアファイア サイドキック」 のスペックは、ハイモード300ルーメン（1時間15分）、MIDモード60ルーメン（4時間)、ローモード５ルーメン（45時間）、距離66メートル、バッテリー内蔵（交換不能）、重量 実測38g、近中距離レンズ(MVB)
サイズは、長さ6.35cm、ベゼル直径1.47cm となっています。価格 税込5060円
「ミニ マグライト 2AAA LED」 のスペックは、モード切り替えなし100ルーメン（3時間45分）、距離99メートル、単４電池２本、重量 実測50g(電池込み）
サイズは、長さ12.7cm、ベゼル直径1.85cm です。価格 オープン(5000円程)
それでは明るさ比較をしてみる
上から、シュアファイア EDCL2-T (LOモード)・(HIモード)、シュアファイアサイドキック (LOモード)・(MIDモード)・(HIモード)、ミニマグライト 2AAA の写真を並べた。
↑ シュアファイア EDCL2-T（ローモード５ルーメン）
↑ シュアファイア EDCL2-T（ハイモード1200ルーメン）
↑ シュアファイア サイドキック（ローモード5ルーメン）
↑ シュアファイア サイドキック（MIDモード 60ルーメン）
↑ シュアファイア サイドキック（ハイモード 300ルーメン）
↑ ミニマグライト 2AAA（100ルーメン）
シュアファイア EDCL2-T は、TIRというスポットが強く、遠距離照射型のレンズなので、家の中の近い距離では、中心光がかなり集中し、ハイモード1200ルーメンでは壁に照らした光が眩しくて目が眩むほどの明るさです。
周辺光も1200ルーメンともなると結構明るく、ある程度広い範囲も見えるため、見た目はかなり明るい感じを受けました。
ローモードの５ルーメンでも、中心光が集中するが、その周りに周辺光があり、普通の懐中電灯として使用可能な範囲です。
TIRレンズだが、強力な中心光の周りに周辺光も十分あるため、見える視界も広く、強力な中心光はかなり遠方まで明るく照らすことができます。
シュアファイア サイドキック は、MBVという近距離をを広範囲で照らすレンズなので、このように距離が近い場合、特に中心光が集まることもなく、広い範囲全体を照らすため、写真ではかなり明るく見えます。
しかし、遠距離には光は届かないため、遠距離より、近くを広く照らすには良いライトです。
ミニマグライト 2AAA は、シュアファイア EDCL2-T と同様のスポット系レンズのため、中心光が集まり、周辺光である程度視界を稼ぐタイプとなります。
100ルーメン固定なので、明るさは変えることができません。
サイドキックよりスポットで遠方照射ができ、近場も100ルーメンあるため結構明るく、普通の懐中電灯としてバランスが良いため使いやすいライトです。
ちょうど、サイドキックとEDCL2-T の間の性格を持ったフラッシュライトです。
光の色合いは、マグライトは白い光で明るく感じる。
シュアファイアーは、マグライトと比べると少し黄色がかった色合いとなっているが、この色も不自然に真っ白なLEDライトの光より、自然な色調で明るく良く見えます。
【まとめ】
EDCL2-T は、ローモード5ルーメン、ハイモード1200ルーメン、遠方照射型と極端な性能を持ったライトではありますが、ローモードでも意外に明るいため、通常の懐中電灯として使用できなくはないし（5ルーメンであればランタイムもかなり長い）、ハイモードにすれは、超強力な遠投照射ができるパワーを持っており、頼もしいプロスペック フラッシュライトとなっています。
近距離のみを明るく照らした使い方であれば、サイドキックが小型軽量で、明るさも３段階に調整できるため、ランタイムを稼ぐこともでき、使いやすいライトでしょう。
ミニ マグライト2AAA は、極端な遠方照射型でも、近場広範囲型でもなく、100ルーメンという程よい明るさとランタイムのバランス、ボディの大きさ、軽量具合等、普通に使うには全てのバランスがよく、かなり使いやすいフラッシュライトです。
